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筋トレすると血糖値が下がる!?そのメカニズムとは?

「筋トレをすると血糖値が下がる。」
と聞いたことありませんか?

 

筋トレの効果は実に体に様々な変化をもたらしますが、ここでは、筋トレと血糖値の関係性をお話ししていきます。

 

筋トレで血糖値が下がるという根拠についてですが、運動や筋トレをしていない状態の時は、インスリンの効果で血液中の糖が細胞に取り込まれて、血糖値が下がるとされています。

 

ただ、血糖値が高い人はどうなるか、と言いますと、インスリンの分泌量が減っていることで、インスリンが効きにくくなっています。
そうすると、血糖値が上昇し過ぎて、正常な値に下がらなくなります。

 

つまりは、筋トレで血糖値を下げるということは、インスリンとは全く関係ないことが分かります。

 

では、どういったメカニズムで、筋トレをすると血糖値が下がるのか?

 

筋トレを始めると、自然に筋肉の中に蓄えられていたグリコーゲンという物質が、エネルギーとして消費されます。
このグリコーゲンこそが糖なんです!

 

インスリンの働きで体の中の血液から細胞に取り込まれた糖が、ここでグリコーゲンに合成されるのです。
ですから、インスリンとは無関係に、運動の刺激によって、筋肉細胞が糖を取り込んで、グリコーゲンを作りだす。
ということが分かってきました。

 

この運動刺激ですが、主に有酸素運動だけでなく、筋トレで全然OKです。
より高強度の環境で筋トレを行い、筋肉内のグリコーゲンを枯渇させた方が、より筋トレ後の糖の吸収が強いことが分かっています。

 

ここで、注意して欲しいのは、「筋トレは毎日やらないこと!」です。

 

何故なら、筋肉内のグリコーゲンが枯渇するほどの、高強度な筋トレは、筋肉への負担が大きくて、回復するのには時間がかかります。
「毎日やらないで!」
という以前に、

 

「毎日出来ない!」
といった方が正確です。

 

週2日〜3日程度がお勧めです。

 

直接的な糖の消費をすることに付け加えて、筋トレを続けていくと、筋肉量が増えますが、それと同時に、筋肉内に蓄えられるグリコーゲンの量も増えます。

 

糖の消費量が多いと、より高強度の筋トレが行えるようになります。

 

となると、更に、運動後に取り込まれる糖の量も増えるわけですね。
こうして、好循環のサイクルが誕生しました。

 

先ほど、筋トレは毎日やらない。
週2日か3日でいいと申しましたが、どんな筋トレを取り込んでいけばいいのでしょうか?

 

筋トレで健康を確保して、生活習慣病の予防をすることを、まずは目標にしていきましょう。
自宅で出来る筋トレもありますので、積極的に取り入れて行って下さい。

 

自宅で出来る筋トレは、腕立て伏せや、スクワット、腹筋などがありますが、最初はキツク感るかと思いますが、自分のペースでゆっくり行っていきましょう。
何より、続けていくことが大事です。

 

血糖値についての話しに戻りますが、血糖値は食後に上がります。
血糖値を食後に下げるにはどうしたらいいのか?
について触れていきます。

 

食後に血糖値を下げるには、食前に筋トレを行うといいですよ。
食前の筋トレは、筋肉中に蓄えられている糖分を、全部使い切ることが出来るので、その後で食事を摂ると、筋肉より多くの糖分を吸収して保存するこが出来るのです。

 

筋肉中の糖分が満タンな状態で食事をしたらどうなるか?
筋肉が糖分を保存することが出来ずに、糖分の行き場がなくなってしまいます。

 

筋肉中の糖分が、枯渇した状態で食事をすれば、当然糖分が早く吸収されるので、血糖値の上昇を防ぐことが出来ます。
筋トレには、直接的血糖値を下げる作用があるので、筋肉量が増加しなくても、筋肉を使えば、糖分は消費されるわけですから、血糖値を下げることが出来るのです。